溺愛ENMA様
※※※※※

翌日。

「えーっ!!」

私は本館の屋上で、舞花ちゃんと架純ちゃん、それに亜子ちゃんとお弁当を食べながらロイの事を話した。

「やだーっ、赤い糸ってリアルにあったんだぁ」

「素敵っ」

「で、どうすんの、付き合うわけ!?」

「やだなあ!付き合うとか、まだそんな話になってないよ。でももし付き合ってって言われたら、付き合うと思う」

私が照れながらそう言うと、亜子ちゃんがすかさず突っ込んだ。

「でもさ、13歳とか14歳の時に結婚の約束したんでしょ!?彼も今の可愛く成長したルナを見たわけだし、恋が再燃するんじゃない!?」
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