溺愛ENMA様
「で、返事は?!」

「オッケーした。最初に見た時から、いいなぁって思ってたし」

「きゃー、カップル二組誕生だね!成績いいわ!」

私は焦って、そう言った舞花ちゃんを見た。

「私はまだ……」

その時、私のスマホが鳴った。

何故か架純ちゃんが一番に画面を覗き込む。

「ロイ君じゃん!『今日会える?』だって!!きゃー!」

私以外の三人が、キラキラした顔でこっちを見つめる。

「ルナ、ちゃんと報告しなよね!」

私は照れながら三人に返事をすると、スマホをタップした。
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