溺愛ENMA様
ロイがもう一度私にキスをした。
今度は少し長く。
けど、私は凄く恥ずかしくて。
「あの、ロイ。人がいっぱいだから」
ターミナルは電車の駅から数十メートルの場所で、車も人もごったがえしている。
制服姿に加えて、金髪に碧い眼のロイはモデルのようでかなり目立つ。
私は、同じ学校の生徒に見られていないことを祈りながらロイの胸を少し押すと、彼は私の手首を優しく掴んだ。
「だって、ルナが可愛いから」
もう、ドキドキが止まらない。
「ルナ、好きだよ。僕の恋人になって」
迷いはなかった。
あの日の二人の約束が脳裏に蘇る。
「うん。私もロイが好き」
再びロイの唇を感じた。
嬉しくてたまらなかった。
今度は少し長く。
けど、私は凄く恥ずかしくて。
「あの、ロイ。人がいっぱいだから」
ターミナルは電車の駅から数十メートルの場所で、車も人もごったがえしている。
制服姿に加えて、金髪に碧い眼のロイはモデルのようでかなり目立つ。
私は、同じ学校の生徒に見られていないことを祈りながらロイの胸を少し押すと、彼は私の手首を優しく掴んだ。
「だって、ルナが可愛いから」
もう、ドキドキが止まらない。
「ルナ、好きだよ。僕の恋人になって」
迷いはなかった。
あの日の二人の約束が脳裏に蘇る。
「うん。私もロイが好き」
再びロイの唇を感じた。
嬉しくてたまらなかった。