溺愛ENMA様
もう、めちゃくちゃ照れ臭い。

「でも、二人きりの時は許して。我慢できそうにないから」

「うん……」

恥ずかしさのあまり私が俯いていると、ロイの綺麗な手がポン、と頭に乗った。

「行こうか、ルナ」

「ん」

胸がフワリとして温かくて幸せだった。

※※※※※

「ルナ、クレープ食べない?」

「うん!」

「じゃあ、お互いに好きなヤツを選んでシェアしよう」

「じゃあ……私はストロベリー&チョコクリームがいい」
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