溺愛ENMA様
いやいや、この歳で人前で裸になんかなれないでしょ。
「……いや、無理です」
シワシワのお婆さんが、かぶりを振りながら私を見上げる。
「無理なもんか。皆ここで服を脱ぐのが習わしなんじゃ」
そう言うや否や、お爺さんが私の腕に手を伸ばし、お婆さんがカットソーをまくり上げようとした。
「ま、まって、お爺ちゃんもお婆ちゃんもっ」
「待てないよ、後がつかえるからね。 早くお前の着物を衣領樹の木にかけて、罪の重さを量らんとならん」
いやいや、何だか分かんないけど無理!
でも、お年寄り相手に暴力なんて振るえない。
だけど、裸になるのも絶対に嫌!
「……いや、無理です」
シワシワのお婆さんが、かぶりを振りながら私を見上げる。
「無理なもんか。皆ここで服を脱ぐのが習わしなんじゃ」
そう言うや否や、お爺さんが私の腕に手を伸ばし、お婆さんがカットソーをまくり上げようとした。
「ま、まって、お爺ちゃんもお婆ちゃんもっ」
「待てないよ、後がつかえるからね。 早くお前の着物を衣領樹の木にかけて、罪の重さを量らんとならん」
いやいや、何だか分かんないけど無理!
でも、お年寄り相手に暴力なんて振るえない。
だけど、裸になるのも絶対に嫌!