溺愛ENMA様
「さ、もう帰ったら?閻魔がいなきゃ、死後の世界は大忙しでしょ。さよーなら」
言い終えてクルッと背を向けると、私は部屋のドアを開けて再び閻魔を見た。
「さ、帰って」
閻魔は浮くのをやめて床に降り立つと、私に近付きながらニヤリと笑った。
それからなんの躊躇もなく端正な顔を傾けると、私の頬にまたしてもキスをして、至近距離から甘く瞳を光らせた。
通った鼻筋、清潔そうな口元。
な、な、なにすんのーっ!!
「ぎゃあっ!へ、変態っ!勝手にキスするなっ!」
咄嗟に振り回した私の手首を難なく掴むと、閻魔は少し眉を上げた。
「なんだよ、照れてんのかよ」
言いながら長身を屈めて私の顔を覗き込むと、閻魔は更にニヤニヤと笑った。
言い終えてクルッと背を向けると、私は部屋のドアを開けて再び閻魔を見た。
「さ、帰って」
閻魔は浮くのをやめて床に降り立つと、私に近付きながらニヤリと笑った。
それからなんの躊躇もなく端正な顔を傾けると、私の頬にまたしてもキスをして、至近距離から甘く瞳を光らせた。
通った鼻筋、清潔そうな口元。
な、な、なにすんのーっ!!
「ぎゃあっ!へ、変態っ!勝手にキスするなっ!」
咄嗟に振り回した私の手首を難なく掴むと、閻魔は少し眉を上げた。
「なんだよ、照れてんのかよ」
言いながら長身を屈めて私の顔を覗き込むと、閻魔は更にニヤニヤと笑った。