無理な影武者
ガバッッ
「わぁっ」
俺は硬直した体を死ぬ覚悟で起き上がらせた。
「まっまみチャン、俺はまみチャンを大切にしたいんだ!!」
これはとっさのアドリブ!!
こんなトコロでこんな形でいかんよ!!
「・・・は?
信彦ぉ、何言ってんの?昨日は部屋入るなりまみのコト脱がした癖にっ」
そっそうなんだ。
やるなぁオッサン。
『照、ヤらないんならヤらない方向でつづき行くよ』
・・・。
「きっ昨日はごめん。
我慢出来なかったんだ。」
「今のまみ魅力ない?
まみはぁ、カッコィィ信彦とHしたいのにぃ」
まみチャンは甘えるように
体をくっつけてくる。胸が俺の肩にあたり、柔らかさを感じてしまい、照れながらも
「それはまた今度のデートのお楽しみ。」
「いやんっ」
オッサンの指示通りにまみチャンの耳元で囁いた。
そして、また肩を持ち直す。
「短時間で何回も●ック●するのはよくないんだよ、まみ。
体に負担がかかってしまうから。
それに俺も一度にたくさん●ック●したからって元の姿でいる時間が長くなるわけじゃないんだ」
「そうなんだ・・・
わかった!」
『よしっ照くん〜、頑張った!』
「信彦ぉ、服着せて♪」
・・・なんなんだ
これは・・・
俺・・・
何してるんだ!?