イクメン作家と恋心?SS~ほのぼの第2話~12/26に『クリスマス』を追加。
「キャッハ!!ニャーニャー」
さらに興奮して目を覚ましてしまった。
あ、逆効果だった!?
白雪にしがみついたり
撫で撫でしてあげる卯月だが、まったく
寝る気配がない。
もう……しばらく遊ばせたら飽きて
眠くなるかしら?
ハァッとため息を吐いた。
仕方がなく。
しばらく白雪と遊ぶ卯月を見守っていた。
だが、私も家事や育児などで疲れていたせいで
段々と自分の方が眠くなってくる。
いけない……こっちが眠くなってきた。
必死に目を擦り我慢しようとするのだが
眠気には勝てない。
うっすらと目を閉じていく。
真っ暗な中
誰かの声が聞こえてきた。
誰かしら?
何時間経ったか分からない。
ハッと目を開ける。
あ、いけない。寝てた!?
私……?
よく見たら居るはずの卯月と白雪の姿が無かった。
まさか、何処かに行っちゃった!?
慌てて起き上がった。