イクメン作家と恋心?SS~ほのぼの第2話~12/26に『クリスマス』を追加。
すると卯月が
「まんま~」
よちよちとこちらに来ようとした。
あ、ダメ。
そばに来ると風邪が移っちゃう!?
慌てて止めようとすると睦月君が
「卯月。お母さん風邪だから
遠くで見てるだけって言ったよね?」
そう言って止めた。
「ふぇぇーん。まんま~」
ぐずる卯月。
可哀想だけど仕方がない。
しばらく見ていたが
卯月がぐずりだすので睦月君は、
卯月をあやしながら退場した。
子供達のためにも早く治さなくちゃあ……。
私は、そう思いながら横になる。
身体がダルくてボーッとしながら眠っていた。
いつの間にか眠ってしまうと
ひんやりした感触で目が覚めた。
目を開けて見てみると先生が居た。
「あ、悪い。起こしてしまったか?」
「いえ……丁度目が覚めたところです」
本当は、冷たい感触で起きたのだが。
どうやら熱冷ましシートを替えてくれたようだ。
迷惑をかけて申し訳ない。
そう思っていたら先生が私を起こした。
えっ……?
ドキッと心臓が高鳴った。