イクメン作家と恋心?SS~ほのぼの第2話~12/26に『クリスマス』を追加。
「卯月……ダメ。
ブンブンに触ろうとしたら!!」
慌てて卯月を抱き上げて防止した。
「ふええ~ん。ブンブン……」
急にやめさせられたため
卯月は、ぐずりだした。
「ブンブンは、触ったらメッ!!
危ないから」
「ふええ~ん」
メッと叱ると泣き出してしまった。
でも言わないと触ろうとするし……。
小さいからまだ触ったら
どうなるのか分からない。
間違って刺されたら大変だ。
よしよしとあやしながら
私は、自宅に帰った。
自宅に変えると先生に泣いている理由を話した。
「ブンブンねぇ……」
「やっぱり変ですかね?
ブンブンだと……」
「いや。間違ってはいないだろう。
別に鳴く訳ではないし……何でもいいのではないか?
小さいガキが分かれば」
先生は、ため息を吐きながら
コーヒーを飲んでいた。
卯月は、お菓子をあげたら
機嫌よく食べていた。