優ちゃんに恋して。。

－－－－－浅原side

朝、起きたら見慣れない部屋だった。
そして俺を見下ろす棚下くんがいた。

「おはようございます。大丈夫ですか？」

心配そうに彼はいった。

「あ、、ああ、ここは、？」

俺は2軒目いってからの
記憶が無かった。

「佐野の家です。俺の家まで運ぼうと思ったんですが、佐野の家の方が近くて、俺も限界だったので、、」

「そうか、、申し訳ない。大変だったな。」

俺は眉をひそめた。

－－－－ガラッ

音のする方へ目を向けると
佐野さんが立っていた。
いつもスーツ姿しか
見たことのない彼女は
ジーパンに首回りがゆったりとした
白のＴシャツを着ていた。。

棚下くんが用事があるとかで帰った後、彼女は足を痛めているということで
俺は朝ごはんを用意してあげた。
一緒に食べている時、
彼女の笑顔を見た瞬間



、、俺はすごくすごく可愛い彼女の
笑顔に一目惚れをしてしまった。


「からかわないでください。」
そう言われたが、
俺はもっと彼女の素顔がみたくて
少し意地悪な事をいってみたり、
触れようとした。


－－－－ドンッ


「っ、、もぅやめてください！私、、どうしても浅原さんと浅原さんに似ているある人を重ねてしまうんです。その人を思い出したくないんです。だから、、だからやめてください。」


俺は耳を疑った。俺に似ている人？？
君はやっぱり、、、

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