優ちゃんに恋して。。
動揺

「ああ。それなんだが、、まずは俺の家族の話をしていいか?」

「家族、、ですか?、、構いませんけど。。」

「ありがとう。俺の家族は元々、4人家族だったんだ。兄貴がいてな。。だけど俺が小学生の時に別れて俺は母さんに引き取られ兄貴は父さんに引き取られた。それで俺の兄貴が高校の卒業してすぐ、病気で入院することになった。日々体力も無くなって一年ほど前に余命宣告をされた、、もって8ヶ月って。その状態のときに俺は母から初めてきいたんだ。それでももうすぐ1年になるけど兄貴は頑張って戦っている。」

私は頷きながら黙って聞いていた。

「この間俺に似ている人がいるって言っただろ?その人の本名を教えてくれないか?」

、、えーーっと?なんだっけ?
優ちゃんとしか言ってないから、、

「すみません。本名なのかわかりませんが、、いつも優ちゃんといっていたんです。確か、、名字は成宮だったかな、、」

ふと浅原さんの顔を見ると
必死に涙を堪えていた。

「すまない。。少しまってくれ。」

震えた声で答えた浅原さんは
落ち着こうと深呼吸している。

「俺は、、俺はずっと君を探していた。兄貴の為に。俺の、、兄貴の名前は、、成宮 優貴(ナルミヤ ユウキ)」

「え、、、、成宮?」

「そう。俺の兄貴と君は幼馴染だったみたいだね。」


私は頭が真っ白になった


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