優ちゃんに恋して。。

気づかれたくない

「返事待ってるから」と
浅原さんから言われた私の心は
あれだけ会いたくなかった人なのに
不思議とすぐにでも
会いに行きたいと思った。

だけど1人で行く勇気はない。


浅原さんなら
一緒に行ってくれるだろうか、、


「浅原さん、、一緒に行ってもらえませんか?」

浅原さんは驚いた顔をしていた

「あ、、、会ってくれるのか?!、、ありがとう。もちろん一緒に行こう!」
浅原さんは良かったと
何度も言っていた

浅原さんの家は
会社の方に向かって
30分ほどらしい。

日付けが変わる位まで
浅原さんは居てくれた。

明日は金曜日。
みんなに気づかれるから
目を腫らしていくわけにはいかない。。私は休みになる明後日まで
泣かないように仕事の事ばかり考えて
眠りについた。
< 38 / 40 >

この作品をシェア

pagetop