二股続行中。
トライアングル。
律の横顔を見ながら凪の手を握る。
そんなトライアングルな日々が始まった。
本当に慣れとは怖いものだ。
あたしは自然に彼らと接している。
何の罪悪感もなく、ごく自然に。
同じ分愛して、心が満足している。
どちらも間違いないなくあたしを愛してる。
あたしを必要としている。
そう言いきれるのは、彼らがあたしに対して
見返りを求めない愛し方をしてくれているから。