ずっと一緒に・・・
―恨み―
葬式の後、友美と健一は二人で純の家のそばの川原に来ていた。ここはよく三人で遊んだ思い出の場所だった。
「もう、純ちゃんとは、あそべないんだね……」
友美はそう言うと、再び涙を流し始めた。その様子を見て、健一はおもむろに友美の手を握って言った。
「ほんとうにごめんね、ぼく……」
「健ちゃんはわるくないよ、友美も……」
何か言おうとした友美の言葉を健一は自分の声で遮った。
「ち、がうんだよ、友美ちゃん……ぼく、ぼく……」
「ちがうって、なにが?」
「ぼく純が死んだとき、かなしいきもちもあったけど、ちょっと安心したんだ……」
「あんしん……?」
健一の言葉を友美は不思議に思い、健一に問う。
「なんで、あんしんしたの?」
すると健一は少し言い難そうにしながら少しずつ話し始めた。
「んっとね、えっと……、ぼくも純もね、と、友美ちゃんのことが、好きだったんだ。だから、その、ライバル、が、いなくなったって思って……」
「純ちゃんと健ちゃんが友美のことを……?」
「もう、純ちゃんとは、あそべないんだね……」
友美はそう言うと、再び涙を流し始めた。その様子を見て、健一はおもむろに友美の手を握って言った。
「ほんとうにごめんね、ぼく……」
「健ちゃんはわるくないよ、友美も……」
何か言おうとした友美の言葉を健一は自分の声で遮った。
「ち、がうんだよ、友美ちゃん……ぼく、ぼく……」
「ちがうって、なにが?」
「ぼく純が死んだとき、かなしいきもちもあったけど、ちょっと安心したんだ……」
「あんしん……?」
健一の言葉を友美は不思議に思い、健一に問う。
「なんで、あんしんしたの?」
すると健一は少し言い難そうにしながら少しずつ話し始めた。
「んっとね、えっと……、ぼくも純もね、と、友美ちゃんのことが、好きだったんだ。だから、その、ライバル、が、いなくなったって思って……」
「純ちゃんと健ちゃんが友美のことを……?」