ずっと一緒に・・・
七夕、思い
その日、友美は朝から吹奏楽部の練習があって学校に来ていた。休憩の時にふと外を見ると、健一がサッカーをしているのが見えた。今日はサッカー部も練習あるんだなぁっと思いながら、ここ最近ずっと健一のことを考えていることに友美は気づいた。
(あー、もうあんな奴のことなんか考えたくないのに!)
友美は頭をブンブン振りながら健一のことを頭の中から追い出そうとした。しかしなかなか健一は頭の中から消えてはくれなかった。
部活が終わった後も、友美は一人音楽室に残って練習をした。一人でいるといろいろ考えてしまうが、必死に練習をしていれば、それ以外のことは考えなくてすむと思った。そして時間も気にしないで練習をしていると、校内を見回っていた日直の先生がきた。
「ん?まだ練習してたのか?もう遅いからそろそろ帰りなさい」
そう言われて時計を見ると、もう時刻は七時をまわろうとしていた。あわてて楽器を片づけて音楽室をでる。廊下を歩いていると、窓の外にはきれいな夕焼けが広がっていた。今日はどうやら織り姫と彦星は年に一度の再会を楽しめそうだな、っとなんとなく考えていると、靴箱のところに見知った人影を見つけた。
(あー、もうあんな奴のことなんか考えたくないのに!)
友美は頭をブンブン振りながら健一のことを頭の中から追い出そうとした。しかしなかなか健一は頭の中から消えてはくれなかった。
部活が終わった後も、友美は一人音楽室に残って練習をした。一人でいるといろいろ考えてしまうが、必死に練習をしていれば、それ以外のことは考えなくてすむと思った。そして時間も気にしないで練習をしていると、校内を見回っていた日直の先生がきた。
「ん?まだ練習してたのか?もう遅いからそろそろ帰りなさい」
そう言われて時計を見ると、もう時刻は七時をまわろうとしていた。あわてて楽器を片づけて音楽室をでる。廊下を歩いていると、窓の外にはきれいな夕焼けが広がっていた。今日はどうやら織り姫と彦星は年に一度の再会を楽しめそうだな、っとなんとなく考えていると、靴箱のところに見知った人影を見つけた。