ずっと一緒に・・・
「健一……?」
友美の言葉でその人影が顔を上げる。そこにはサッカー部のユニフォームを着た健一が立っていた。
「……なにしてんの?」
久しぶりに健一に話しかけた友美はなんだかとても緊張していた。それは健一も同じなのだろうか?すると健一は短く言葉を発した。
「……てた……」
「え?なに?」
友美は健一の言葉が聞き取れずに聞き返した。すると、健一は先程よりも大きな声で言った。
「お前を待ってた」
「私を?」
「そう、お前を」
「どうして?」
「ちょっと、付き合ってほしくて」
「どこに?」
「これ……」
そう言って健一は右手に持っていたものを友美に見せた。それは……。
「短冊……?」
「あぁ」
健一は答えながら短冊を見た。そこには何か書かれているみたいだったが、友美には見えなかった。
「あれ以来、俺たち一回も短冊書いてないだろ?だから、その……」
そこまで言って健一は最後の言葉を濁した。たぶん照れているんだろう、っと友美は思った。そう思うと少し心が安らいだ。そしてクスッと笑って言った。
友美の言葉でその人影が顔を上げる。そこにはサッカー部のユニフォームを着た健一が立っていた。
「……なにしてんの?」
久しぶりに健一に話しかけた友美はなんだかとても緊張していた。それは健一も同じなのだろうか?すると健一は短く言葉を発した。
「……てた……」
「え?なに?」
友美は健一の言葉が聞き取れずに聞き返した。すると、健一は先程よりも大きな声で言った。
「お前を待ってた」
「私を?」
「そう、お前を」
「どうして?」
「ちょっと、付き合ってほしくて」
「どこに?」
「これ……」
そう言って健一は右手に持っていたものを友美に見せた。それは……。
「短冊……?」
「あぁ」
健一は答えながら短冊を見た。そこには何か書かれているみたいだったが、友美には見えなかった。
「あれ以来、俺たち一回も短冊書いてないだろ?だから、その……」
そこまで言って健一は最後の言葉を濁した。たぶん照れているんだろう、っと友美は思った。そう思うと少し心が安らいだ。そしてクスッと笑って言った。