ずっと一緒に・・・
「真紀、去年も同じ事言ってなかったっけ?」
言いながら友美はミートボールを再び口に運ぶ。真紀は手に持っていたクリームパンをほおばりながら答える。
「だって去年は結局一番上に飾れなかったんだもん。だから今年こそは必ず!必ず一番上に短冊を掲げてやるわ!」
そう言って真紀は持っていたクリームパンを頭上に掲げる。その様子を見ていた友美は、朝同様に「はぁ」っとため息を付きながらあきれた様子で言った。
「でもその真紀の願い事って、直接本人に言った方が早いんじゃないの?」
友美の言葉に真紀は「何言ってるのよ」っと少し大げさに話し出した。
「いい?これはとってもデリケートな願い事なのよ?そんな軽々しく口に出して言えるような代物じゃないんだから」
「ってただ健一に『好きだ』って言うだけじゃん」
「ちょっ、ちょっと友美!声がでかいよ!!」
あわてて真紀が教室の中を見回す。そして健一がこちらの会話に気づいていないのを確認すると、「ふぅ」っと息を吐きながら腕で額の汗を拭うふりをした。
「もー友美、マジ勘弁してよ。かなり焦ったよ、私」
「でも本当のことでしょ?」
言いながら友美はミートボールを再び口に運ぶ。真紀は手に持っていたクリームパンをほおばりながら答える。
「だって去年は結局一番上に飾れなかったんだもん。だから今年こそは必ず!必ず一番上に短冊を掲げてやるわ!」
そう言って真紀は持っていたクリームパンを頭上に掲げる。その様子を見ていた友美は、朝同様に「はぁ」っとため息を付きながらあきれた様子で言った。
「でもその真紀の願い事って、直接本人に言った方が早いんじゃないの?」
友美の言葉に真紀は「何言ってるのよ」っと少し大げさに話し出した。
「いい?これはとってもデリケートな願い事なのよ?そんな軽々しく口に出して言えるような代物じゃないんだから」
「ってただ健一に『好きだ』って言うだけじゃん」
「ちょっ、ちょっと友美!声がでかいよ!!」
あわてて真紀が教室の中を見回す。そして健一がこちらの会話に気づいていないのを確認すると、「ふぅ」っと息を吐きながら腕で額の汗を拭うふりをした。
「もー友美、マジ勘弁してよ。かなり焦ったよ、私」
「でも本当のことでしょ?」