大好きです、不良さん


拓真よ、アナタが一番の隠れ狼に見えるのは私だけなか?


それにしても、虎太が一言も発しない


こっちを見てすらない


小春は歩達ととっとと外に出て行った


不良さん達もそそくさと出て行き


別荘の中には私と虎太だけになった


「…虎太、どうかな?」


私は虎太の前に行き聞いてみた


「…知らん」


こちらを見ない虎太

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