大好きです、不良さん


そう言って虎太は私から離れて外に出て行った


…反則でしょ


私はすぐに虎太の後を追うように海に向かった


砂浜では歩が砂に埋められていた


小春は不良さん達に水鉄砲を向けて遊んでいた


源は小春と共に水鉄砲で応戦中


拓真はパラソルの下でアイスを食べていた


「隆也だけ姿が見えないね?」


横にいた虎太に聞いてみる


「アイツなら潜ってるよ」

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