大好きです、不良さん


「…帰りたいんだけど」


虎太は何事もなかったかのように私の太ももに頭を乗せる


いわゆる膝枕と言うやつだ


金髪の髪が柔らかくてくすぐったい


「虎太だけずり~次俺!」


立花源が私の前に来るが少年誌を読んでいる虎太は無視をしている


…凄く邪魔だ


そして帰れない事をなんとなく悟った


私は一気に立ち上がり虎太をソファから落とした


立花源は爆笑しているが他三名は青ざめた表情

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