大好きです、不良さん


なぜ?


そんなの虎太が私を睨みつけてゆらりと立ち上がったから


睨まれたって怖くない…多分


「痛いんだけど」


「知らん、私は家に帰りたいの!」


「…ダメだ、座れ」


虎太は座れと言って私をまたソファに戻す


「…なんで」


「帰したくないから」


「「「「はぁ!?」」」」


固まる私とその他四名の声

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