大好きです、不良さん


「タオルどけて、髪上げてて」


八代隆也に言われるがままハンドタオルをのけて髪を上げる


コットンに付けた消毒液を傷口にポンポンとしてくる


地味に染みてる…


大きな絆創膏を貼ってくれた彼はコットンを捨てて片付けている


「ありがとう」


「…」


またしてもこちらをじーっと見ている八代隆也


何かついてるのかな?

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