大好きです、不良さん


「…他には?」


八代隆也は急に口を開いた


「怪我…まだ、あるだろ?」


超能力者か!?


「…良くおわかりで」


「どこ?」


八代隆也は急かすように聞いてくる


私を見た限り出血はおでこだけなので彼の手には湿布があった


「背中…机でぶつけたんだ」


「…脱げる?」

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