大好きです、不良さん


「まぁ今は虎太の女じゃないかも知れないけど、女の子なんだから体に傷は作ったらダメだよ!」


立花源はチャラチャラした雰囲気に戻った


そして私の肩を掴み対面させるような姿勢にさせられたら


「誰がやったか教えろ」


笑った顔、でも目が笑っていない


声も少しだけトーンが低い


目、逸らしにくいな…


「…女」


「それは知ってる、誰がいたとか覚えてないの?」


「名前は知らない
派手目な子はいたけど…
あんたはそんな事聞いて、どうするの」

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