大好きです、不良さん


「うっさいわね!どうせ虎太でしょ~少しぐらい待ちなさい!」


大野先生はドア越しに怒鳴った


鍵をあけた瞬間入って来たのは本当に虎太だった


「あんた、源から連絡でも貰ってすぐに来たんでしょ?」


まだ五時間目は終わっていない


抜け出して来たの?


虎太は私を前からホールドしている


「虎太、苦しい…」


虎太の胸に押し付けられる顔


シトラスの良い香り

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