ただ、思いつきのままに。(超不定期更新)
にやにやしながら入ってくる、大柄な男。
すぐ寝室へ案内した。
幸い彼女は未だにぼうっとしていた。
でも、知らない男を確認すると、焦ってその身を毛布に包む。
そんなささやかな抵抗も可愛らしいもので、すぐに男に毛布を捲られる。
その時に、自分が何をされるか悟ったらしい。
彼女は暴れて叫んで、あらゆる抵抗をした。
だが所詮は男と女。
力の差など分かりきっている。
しばらくは暴れていたものの、男の欲を挿入されてからは、虚ろな目でただただ男に揺らされるのみ。
そんな姿も愛おしく思えた。
それから、僕がいては集中出来ないか、と思って寝室をそっと抜け出した。
事が済み、男は帰った。
未だに彼女は動かない。
何も理解したくないようだった。
恐る恐る声をかけると、突然彼女は立ち上がる。
どこかへ向かうようだった。
何だろうとついていく。
ふらふらとした足取りで見ているこっちがハラハラする。
歩く度に足を伝う白い液体が扇情的だが、僕のものではないため欲情するほどではなかった。
ついた先はキッチン。
何をするのかと思えば……