作られた悪魔の子
目覚める時
左腕の水晶を外されたミア。
同時にミアの中にある悪魔の力が目覚めた。
ドーン!!
「な!なにこの力・・・」
「う・・・ああああああ!!」
「ねぇさま!!」
近づこうとする雪。
だが容易に近づく事は出来ない。
普段は茶色い髪の毛が銀色に染まり
瞳の色は赤く変わった。
爪も鋭く伸び牙が目立つ口元。
それがミアの悪魔の姿-。
ミアに近づこうとする雪を止める愛花。
「ダメ!」
「なぜ!?」
「分からない?今、近づけば巻き添えを
くらうよ」
「・・・っ」
「ああああああああ!!」
木の根をミアは素手でちぎった。
「あ・・・あ」
「やるじゃねーかミア姫・・・」
「・・・っ」
朦朧とする意識の中ミアは刀を呼んだ。
「・・・ぐ・・・紅蓮鬼!!」
それに答えるように刀がミアの元に飛んできた。
刀を手にしたミア。
魔力を少し抑えることが出来ている。
「・・・なるほどな。その刀を持っている限り
魔力は放たれないということか」
「・・・・・・うるさい」
「ならば刀から切り離してやる!!」
ガキーン!
ひどい戦いだった。
だがミアに適う者がいるはずも無い。
ゼウラは完敗だった。
だがミアは力が暴走してしまっていた。
刀を手放してしまった。
「・・・・・・」
「ねぇさま?」
「・・・・・・」
不気味に笑うミアの姿。
「ねぇさま・・・?」
近づこうとする雪。
「ダメだってば!死んじゃうよ!」
「でも・・・!」
「今のミアねぇさまには私たちの声は聞こえない!」
「そんな・・・」
「ふふふ・・・・・・」
ミアは周りの木々を尽く砕いていった。
「あはははははははははは!!」
同時にミアの中にある悪魔の力が目覚めた。
ドーン!!
「な!なにこの力・・・」
「う・・・ああああああ!!」
「ねぇさま!!」
近づこうとする雪。
だが容易に近づく事は出来ない。
普段は茶色い髪の毛が銀色に染まり
瞳の色は赤く変わった。
爪も鋭く伸び牙が目立つ口元。
それがミアの悪魔の姿-。
ミアに近づこうとする雪を止める愛花。
「ダメ!」
「なぜ!?」
「分からない?今、近づけば巻き添えを
くらうよ」
「・・・っ」
「ああああああああ!!」
木の根をミアは素手でちぎった。
「あ・・・あ」
「やるじゃねーかミア姫・・・」
「・・・っ」
朦朧とする意識の中ミアは刀を呼んだ。
「・・・ぐ・・・紅蓮鬼!!」
それに答えるように刀がミアの元に飛んできた。
刀を手にしたミア。
魔力を少し抑えることが出来ている。
「・・・なるほどな。その刀を持っている限り
魔力は放たれないということか」
「・・・・・・うるさい」
「ならば刀から切り離してやる!!」
ガキーン!
ひどい戦いだった。
だがミアに適う者がいるはずも無い。
ゼウラは完敗だった。
だがミアは力が暴走してしまっていた。
刀を手放してしまった。
「・・・・・・」
「ねぇさま?」
「・・・・・・」
不気味に笑うミアの姿。
「ねぇさま・・・?」
近づこうとする雪。
「ダメだってば!死んじゃうよ!」
「でも・・・!」
「今のミアねぇさまには私たちの声は聞こえない!」
「そんな・・・」
「ふふふ・・・・・・」
ミアは周りの木々を尽く砕いていった。
「あはははははははははは!!」