ヤンキー上司との恋はお祭りの夜に 2
大っぴらにブラウスを脱いだ。
ケイとの約束は午後7時、オフィスの地下駐車場に来るよう言われている。
「お色直ししよ〜♪」
単純に汗拭きシートで汗を拭い、シャワースプレーを吹くだけ、だけど。
「生き返る〜」
明日にはエアコンも修理されると聞いた。
それまでこの二つは必需品になりそうだ。
『コンコン!』
軽快なノック音がした後、髪をお団子にまとめたケイが入ってきた。
「お疲れ〜〜!」
ロッカーの前から手を振る。
私に気づいたケイは、「良かった〜」とホッとした。
「聖、もう駐車場に行ったかと思った……」
仕事捌けるからね〜だって。分かってるぅ。
「大丈夫。一人でなんか行かないから」
ゆっくり着替えても大丈夫だと教えた。
副社長との待ち合わせの時間には、あと15分以上もある。
「ねぇねぇ」
待ちきれない様子ですり寄った。
「私に紹介してくれる友達ってどんな人?」
ウキウキしながら聞くと、ケイは少し上目遣いをして答えた。
「どの人だろう」
ボソッと呟く声を聞き、そんなに友達が大勢いるのかと聞いた。
「うん、多分ね」
あんまりよく知らないんだけど…と付け足し、行ってからのお楽しみにしとけば?と言われた。
「楽しみにするのか〜、困る〜」
直ぐにも知りたいのに。
ケイとの約束は午後7時、オフィスの地下駐車場に来るよう言われている。
「お色直ししよ〜♪」
単純に汗拭きシートで汗を拭い、シャワースプレーを吹くだけ、だけど。
「生き返る〜」
明日にはエアコンも修理されると聞いた。
それまでこの二つは必需品になりそうだ。
『コンコン!』
軽快なノック音がした後、髪をお団子にまとめたケイが入ってきた。
「お疲れ〜〜!」
ロッカーの前から手を振る。
私に気づいたケイは、「良かった〜」とホッとした。
「聖、もう駐車場に行ったかと思った……」
仕事捌けるからね〜だって。分かってるぅ。
「大丈夫。一人でなんか行かないから」
ゆっくり着替えても大丈夫だと教えた。
副社長との待ち合わせの時間には、あと15分以上もある。
「ねぇねぇ」
待ちきれない様子ですり寄った。
「私に紹介してくれる友達ってどんな人?」
ウキウキしながら聞くと、ケイは少し上目遣いをして答えた。
「どの人だろう」
ボソッと呟く声を聞き、そんなに友達が大勢いるのかと聞いた。
「うん、多分ね」
あんまりよく知らないんだけど…と付け足し、行ってからのお楽しみにしとけば?と言われた。
「楽しみにするのか〜、困る〜」
直ぐにも知りたいのに。