ヤンキー上司との恋はお祭りの夜に 2
(これはギャップがあり過ぎるけどステキ……)



ぎゅっと手に力を込めて握り返した。

「喜んで」と伝えたら、涙がポロッと溢れてしまった。



「驚きだな」


社長の声がして視界を塞いだ。

仏壇の前で不謹慎だけど、彼の唇の熱さを受け止めた。





その後、社長の車を運転してオフィスへと戻った。

既に副社長と宇田川さんは仕事を始めていて、私達は何食わぬ顔つきでそれぞれの仕事へと戻っていった………。




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