ヤンキー上司との恋はお祭りの夜に 2
「…そうだといいけどな」


兄としては、精一杯妹の思いを応援しているつもりで言った。

暫く待っても戻ってこない二人がいるバルコニーに目を向けつつ、手だけは出すなよ…と心配する俺だった。





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