ヤンキー上司との恋はお祭りの夜に 2
アイスなコックとホッとする恋
コトッ…と音を立てて置かれたのはシャーベットアイス。
「オレの好物」
「えっ?」
何であんたの?
「コーヒーシャーベットだけど旨いから食え」
また「クエ」か。
ププッと吹き出しそうになりながら添えられてあるスプーンを握る。
「それ…」
「ん?」
手に持ったまま顔を上げた。
「あんたのその仕草、つーか、マナーがキレイだ」
「えっ!?」
「この間も同じこと思った」
おー寒ぅ…と言いながら照れている。
「バカなんじゃない?」
呆れつつもシャーベットを噛んだ。
「冷たっ!でも、イイ味!」
「だろ?」
「これ、絶対にバニラアイスと合うと思う!」
「乗せるか?」
「あるの?」
「あるとも!」
意気揚々と厨房に戻った男は、市販のアイスカップを手に戻ってきた。
「それは?」
「オレのおやつ」
子供みたいだと言いたくなるのをやめてシャーベットの入った器を差し出す。
「全部乗せて」
「冗談!やだよ!」
ケチ…と呟きながら乗せてもらったアイスをシャーベットと一緒に食べた。
「うん。美味しいっ!」
甘い物は別腹って実感。
「あのね……」
シャリシャリと音を立てながらコーヒーシャーベットとバニラアイスクリームを混ぜる。
「さっきの答えだけど、私と貴方って、この二つのモノのような気がするの」
「オレの好物」
「えっ?」
何であんたの?
「コーヒーシャーベットだけど旨いから食え」
また「クエ」か。
ププッと吹き出しそうになりながら添えられてあるスプーンを握る。
「それ…」
「ん?」
手に持ったまま顔を上げた。
「あんたのその仕草、つーか、マナーがキレイだ」
「えっ!?」
「この間も同じこと思った」
おー寒ぅ…と言いながら照れている。
「バカなんじゃない?」
呆れつつもシャーベットを噛んだ。
「冷たっ!でも、イイ味!」
「だろ?」
「これ、絶対にバニラアイスと合うと思う!」
「乗せるか?」
「あるの?」
「あるとも!」
意気揚々と厨房に戻った男は、市販のアイスカップを手に戻ってきた。
「それは?」
「オレのおやつ」
子供みたいだと言いたくなるのをやめてシャーベットの入った器を差し出す。
「全部乗せて」
「冗談!やだよ!」
ケチ…と呟きながら乗せてもらったアイスをシャーベットと一緒に食べた。
「うん。美味しいっ!」
甘い物は別腹って実感。
「あのね……」
シャリシャリと音を立てながらコーヒーシャーベットとバニラアイスクリームを混ぜる。
「さっきの答えだけど、私と貴方って、この二つのモノのような気がするの」