五月雨物語
~決心~
★ラストソング★
それからのあたしは忙しかった。
店がお休みの日は
電車で一つ隣の駅に行き
手頃なマンションを探した。
塁のためだった。
あたしがこれほど
誰かのために何かをしたい!
と思ったことはないだろう。
何の見返りも求めずに・・・
あたしの体は勝手に動いていた。
何かに動かされていた・・
という感じかもしれない。
少しでも塁の役にたちたかった。
塁の専門学校は三年間で厳しい。
実習やレポートがあり
勉強する時間と場所が必要だった。
学費のために
夜通し仕事だったから
寝る時間もろくにとれなかった。
それを提供しようと
思いついたのだ。
それが精一杯の
今のあたしにできることだった。
店がお休みの日は
電車で一つ隣の駅に行き
手頃なマンションを探した。
塁のためだった。
あたしがこれほど
誰かのために何かをしたい!
と思ったことはないだろう。
何の見返りも求めずに・・・
あたしの体は勝手に動いていた。
何かに動かされていた・・
という感じかもしれない。
少しでも塁の役にたちたかった。
塁の専門学校は三年間で厳しい。
実習やレポートがあり
勉強する時間と場所が必要だった。
学費のために
夜通し仕事だったから
寝る時間もろくにとれなかった。
それを提供しようと
思いついたのだ。
それが精一杯の
今のあたしにできることだった。