五月雨物語
「かんぱーい!」

あたし達は再会を祝って

ナオと三人でずっと

馬鹿なことを喋ってた。

ナオが塁をからかう。

「塁くーん

最後にエッチしたのは

いつ?いつ?」

「ばっかじゃね~の?

しらね~よ!」

塁が照れる。

「じゃあじゃあ、彼女いなくて

やりたいときは困んないの~?」

「おまえ~!

マジ下ネタ好きだな。」

そやって

塁の困った顔を見るのが

ナオは好きだった。

塁くんって意外とかわいい!

と思った。


塁を指名したのは

初めてだったけど

30分くらいすると

席をたった。

「マジ、ごめんな!

今度はもう帰らないでな。」
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