好きすぎて困ってます。
「まっ、、、て〜〜!歩くの早っ」
イケメンは、スタスタとだいぶ先を歩いている。
普段あまり、運動はしない彩だが、実は運動神経はいい。
全力疾走。あるのみ!!
「待って下さい〜〜!」
ピタッ。
あ!止まってくれた。
「はぁ、はぁ、、はぁ。あっ、あの。。」
「っち。もう、いい加減にしろよ!!!」
振り向きざまにイケメンは、そう言った。
「へっ??」
「あっ。。」
どうやら、さっきの女の子と、私を勘違いしたようだ。
「そっ、の、鍵!落としませんでしたか?」
「えっ?」
「あ。鍵なくなってる。。すみません、俺のです。」
イケメンくんは、頭を下げた。
「全然、大丈夫ですよ!!」
というと、
「ありがとうございます。」とまた、頭を下げ、また、スタスタと行ってしまった。
なんか、礼儀正しい人だな。。