君に溺れた
和島と別れたあと、俺はジュエリーショップに来ていた。

彼女にプレゼントしたくて入ったが、入って後悔した。

女性の店員しかいない。

困った。

「贈り物ですか?」

「あーはい。」

「贈る女性の年齢は20代ですか?」

「いや、10代。」

「妹さんですか?」

「いや、恋人に。」

「!そうですか。こちらはいかがですか?若い彼女さんであれば、いきなり指輪よりはネックレスのほうがつけやすいと思います。」

はぁー疲れた。

ネックレス1つ買うのに苦戦するなんて恥ずかしいな。

でもなんとか買えた。

でもこれを何て言って渡せばいいんだ?

はぁー恋愛って大変なんだな。

「お帰りなさい。すぐ食事の支度しますね。」

「あぁ。」

彼女がキッチンに向かう。

いつもなら俺はこのままクローゼットに行き着替えをする。

でも今日は一緒にキッチンに行った。

「?一ノ瀬さん?」

「後ろ向いてて。」

彼女の後ろに立ち、彼女の髪を左肩に寄せる。

俺は箱からネックレスを取り出して彼女の首につけた。

彼女と向き合い、ネックレスを触りながら彼女の瞳を捕らえる。

「一ノ瀬さん、これは?」

「プレゼント。受け取ってほしい。」

「こんな高価なものは・・・」

「受け取ってほしいのはこれだけじゃない。俺の気持ちも一緒に受け取ってほしい。」

「!!」

「真凛、僕は君を愛してる。生涯、君だけを愛せる。僕が触れたいと思うのは君だけだ。どうかお願いだ。」

「・・・私も好きです。」

「真凛・・・」

俺は真っ直ぐに真凛を見つめた。

真凛の瞳の奥に俺が映る。

ゆっくりと顔を近づける。

真凛の顎に手を添えて唇を重ねる。

柔らかい感触に全身が疼く。

真凛は目を閉じている。

唇、頬、瞼、真凛の顔に1つ1つキスをしていく。

最後にもう一度、唇にキスした。

真凛の唇が開くのを待つ。

焦らず、角度をわずかに変えながら待つ。

「んんっ。いちの・・・」

真凛が唇を開いた。

俺は素早く自分の唇を入れ込んだ。

真凛が一瞬身を引く。

でも俺は真凛の体をしっかりホールドして逃がさない。

真凛の生温かくて少しざらついた舌の感触を堪能した。

真凛が立っていられなくなる。

俺は真凛の体を抱き上げて、キッチンのカウンターに座らせる。

真凛はとろんとした表情で俺にしがみついてきた。

俺は真凛の首に唇を当てる。

舌でなぞりながら吸い付く。

「ふっ。あっ。」

真凛の声が漏れてくる。

真凛は自分の手で口を押さえたので、俺は真凛の両手首を頭の上まで押し上げて動けないようにした。

「あっ。一ノ瀬さん、あの・・・」

俺は片方の手で真凛のTシャツをまくりあげる。

ブラのホックを外すと真凛の形のいい柔らかな胸があらわになる。

右手で真凛の左胸を優しく揉む。

口は真凛の右胸を捕らえている。

舌で胸の先端をなぞると真凛は声にならない声を出した。

「一ノ瀬さん。ここじゃイヤです。お願い。」

俺は真凛のお願いを聞き入れた。

真凛を横抱きに抱えて寝室に向かう。

ゆっくりベットに真凛を降ろす。

ネクタイを外し、Yシャツも脱ぐ。

真凛のTシャツも脱がせ、ジーパンに手を伸ばす。

「あっ。自分で脱ぎます。」

「いいよ。俺に任せて。」

俺はジーパンを脱がせて真凛を下着だけにする。

真凛は恥ずかしそうに手で胸を隠す。

俺はもう一度真凛の両手首をつかんで頭の上まで押し上げる。

真凛の感触を手と口で探る。

真凛は首筋と耳、内股に触れると体がびくつく。

声のトーンも明らかに違う。

真凛の秘部に口を当て舌で先端をなぞる。

「一ノ瀬さん、もうやだ。同じところばかり、やめて。お願い。」

「どうしようかな。」

「あっんっ。息を吹き掛けないで・・・」

「俺のお願い、聞いてくれたらやめるよ。」

「んんっ。お願い?」

「うん。」

「何ですか?」

俺は真凛の秘部から顔をあげる。

ベルトを外し、準備する。

俺の我慢もそろそろ限界だった。

「真凛、力抜いてて。」

「え?あっ。痛い。」

「真凛、ごめんね。少し我慢して。」

ゆっくり進めていく。

押し広げているのがわかる。

奥まで入れると俺は真凛を見た。

「真凛、俺のお願い聞いてくれる?」

「はい・・・」

「いい子だね。じゃあ、今からずっと俺の名前を繰り返してくれる?」

「名前を?」

「そう。俺の名前。」

「・・・大地さん?」

「いいね。俺がいいって言うまで続けて。」

「は・・い。だいちさ・・ん。んんっ。あっ。」

真凛が名前を言う度に腰を動かす。

リズムをつけたり、角度を変えたりしながら真凛を堪能する。

真凛は20回名前を繰り返して意識を手放した。




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