君に溺れた
side~三石竜哉~
俺の名前は三石竜哉。

18歳。

自分で言っちゃうけど、俺はモテる。

父親は三石商事の社長で、小さいときから何不自由なく暮らしてきた。

周りは金持ちの友人が多くて中学のときからパーティーを開いては友人たちと楽しく人生をエンジョイしてきた。

女の子ともあまり深く考えずに好きと言われれば、付き合って、飽きたら別れるを繰り返した。

俺の周りにいる女の子は束縛したりしないし、ぶっちゃけ体だけでもいいって言う子もいる。

みんな家が裕福だから、重い恋愛より軽く遊べる関係がいい。

俺もそれでいいと思ってた。

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