春恋。
「なんで謝るの...っ。
桜羅。後悔の無いように生き、なさいっ...。」

お母さん...、

「そうだぞ..っ!
桜羅は自慢の娘だ...っ!!」

お父さん...、

「お姉ちゃん…っ、なんで言ってくれなかったの?
優海そんなに頼りない…?
さく、らお姉ちゃん…嫌だよ……いなくならないで…っ」

「優海…、ごめん、ね。
優海は…っ、大切な妹だよ。」

「みんなありがとう...っ、
これからの残りの時間も、宜しくお願いしますっ。」

お母さん...泣きながら笑顔を見せてくれて
優海なんか、飛びついてきてくれる。
お父さんも、頭を撫でてくれて、

ホントにこの家族で幸せだよ。
残りの時間、少しでも恩返し出来るように頑張ろう。

私の自慢の優しくて、温かい家族。

大好きな家族、だから。
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