私に1番近いキミ。
ある意味そばにいつもいるからお互いのダメなとこもいいところも補い合えるから便利なんだけど。
テスト期間は私の負担が明らかに大きい気がする…。
加えて夜になれば__
テレテテテンッ~♪
聞き飽きたおなじみの着信音。
ピッ。
「あーい。」
『よっ、勉強教えて。』
お前もかっ!
「雪生もさ、要領は悪くないんだからやる気だしなよ~。
てか出してくれないと私が困る。寝れない。
学校でも放課後も美詞の面倒で手一杯なの、わかって??」
『いや、美詞は見捨てとけ!(笑)
まじ俺専属になってよ夢月先生~~!』
ダメだこいつ。話にならない。。。
正直、美詞と雪生はすこぶる相性が悪い。
お互いにお互いを嫌いあってる。
間に挟まれる私が毎っ回マジで可哀想。
私が雪生と話し始めるようになった最初の頃は、うまくやってたはずなんだけど。。。
むしろ普通に友達~っていうくらい仲良しだったはず。
なのに、何があったのか気付けば疎遠になってた。
おかげで、クラスでも学校生活でも常に私の隣には美詞がいるから、学校では雪生が寄ってこなくなった。
その代わりLINEと着信がうっざくなった、、、マジ勘弁。