私に1番近いキミ。



「…わーったわーった、私も自分で勝手に勉強するから付き合ってやるよ。」


『よーっし!さっすが!!

そういうとこが夢月のいいとこだよなやっぱ!』



「あんま調子のんなよ切るぞ。」



『すいません。勉強教えてくださいお願いします。』



「その代わり!ちゃんと真面目に勉強すること!!約束できる?」



『やるやる~よゆー!』



あっ、これアウトなやつだよ絶対。




△▼△▼△▼△▼△▼△



私の察し通り30分後。



『ダッ!ズダダダダダダンッ!!

っしゃ!ナイス!いいっすね!!』




ほんと、どうしよこの子。


救いようないし私の手に負えない。



『は!?まって、まって、まって??

なんで当たってねぇの!まじふざけんなよ!!』



わかる。私にはわかるぞ。



当たってねぇのは問題じゃなくて弾だろ。


お前完全に…



「オンラインゲーやってんじゃねぇよ!!!」



『あれ?ばれた、、?

でもまってこれだけ!!これ終わったらちゃんと問題もどるから!』



「はぁ、、、。」



勉強に付き合って欲しいからって君今日かけてきたのよね??


ちゃんと勉強するって約束できるっていったよね?



私 の 時 間 を 返 せ 。



「もーほんといい、知らない。

雪生が点数悪かろーが評定さがろーが私には関係ない!勝手にやってて!!」



ブツッ!!



「ありえないんだけど…。」




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