私に1番近いキミ。
「ふーん、そういうんならいいけど。
てかね!昨日__ 」
あ、やばい。
私の体調を心配してくれたのかと思いきやあっさり終了。
これは、美詞のマシンガントークが炸裂するぞ…。
そう思った時には既に手遅れ。
学校に到着するまで一切止まることは無かった。
でも、それでも。美詞の話にいつものような相槌もうてず
「ねぇ、聞いてる!?」
…何回言われたかわかんない。
やっぱり昨日のことが気がかりで頭の片隅には雪生の事がずっと悶々としてる。
言いすぎたかなぁ~、、でもあれは私じゃなくてもカッときてるよね?
よくよく考えてみれば雪生相手に本気で怒ったのは出会った当初以来かもしれない。
文句とかノリでふざけんなよ!程度の事はよくあるけど。
「お前ってほんとに人に対してキレんの?」
意外とよく言われる。だからこそやっちゃったかな~って気にしちゃう。
「はぁ~~~。」
「…もう、何回目ー?
やっぱ大丈夫じゃないでしょ。今日ずっと夢月変だよ。
なんか悩んでんならあたしに話せ。
それが出来ないなら鬱陶しいからとっとと解決してきてー。」