私に1番近いキミ。



平日だろうと、休日だろうと。
朝昼晩関係なく、自分が暇だと連絡をしてくる男。


通話はもう毎日の日課だったりする。


テレテテテンッ~♪


テレテテテンッ~♪



まただよ、、こりないなぁ~。


ピッ…



『流石に今のは酷くね!?俺泣いちゃうよ?

まじ、泣くからね!?!?』


しかたなく通話に応じると食い気味にご不満をぶちあける雪生。


「あー、はいはい勝手に泣いてどーぞ。

つかさ、何でそんな今日テンション高いの?普通にウザイんだけど。」


『逆にお前ドライすぎね…?

まぁいいけどさ、さっきのヤツ!もっと手短に言おう!!

かまって??』


ですよね。そういうやつですよねお前ってやつは。


「…はいって言わなきゃどーせずっとかけてくるでしょ。」


『よくわかってんじゃん~さすが夢月優秀~~♪』


こんな感じで夜はほぼ毎日、コイツの眠気が来るまで話し相手をさせられる。



おかげで寝不足なこっちの身にもなって欲しい。。。







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