私に1番近いキミ。
3.身内公認!?
私のママはアホだ。
私の姉はアホだ。
雪生ももちろんアホだ。
だからといって、この状況…
マジで?
「えー、何にする??
雪生くん先選びなよ!」
「マジっすか!ありがとうございまーっす♪」
「んー、ママはパスタ系がいいかな~夢月は?」
長谷川ファミリー+雪生っていう謎な図で…ご飯食べに来てます。笑
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全ての元凶は、雪生 結。この男から。
中間考査が終了し、一息をついたのも束の間6月頭には工業高校らしく、危険物取り扱いの資格試験が控えていた。
基本、工業化学科が必須な試験。
しかし、希望者は簡単に申し込んで受けることが出来る。
私も雪生もそれに希望者として申し込んでいた為、すぐにそっちの勉強に取りかかっていた。
けど、いかんせん私にも雪生にも根本的にやる気が足りない。
学校の試験とは違って範囲も決まってなければ覚えることも多く、すべて専門的。
興味のある内容でもないし、全然集中できない。
どちらかが飽きると共倒れ。笑