私に1番近いキミ。
3.身内公認!?



私のママはアホだ。



私の姉はアホだ。



雪生ももちろんアホだ。




だからといって、この状況…




マジで?




「えー、何にする??

雪生くん先選びなよ!」



「マジっすか!ありがとうございまーっす♪」


「んー、ママはパスタ系がいいかな~夢月は?」



長谷川ファミリー+雪生っていう謎な図で…ご飯食べに来てます。笑




△▼△▼△▼△▼△▼△



全ての元凶は、雪生 結。この男から。



中間考査が終了し、一息をついたのも束の間6月頭には工業高校らしく、危険物取り扱いの資格試験が控えていた。


基本、工業化学科が必須な試験。


しかし、希望者は簡単に申し込んで受けることが出来る。


私も雪生もそれに希望者として申し込んでいた為、すぐにそっちの勉強に取りかかっていた。


けど、いかんせん私にも雪生にも根本的にやる気が足りない。


学校の試験とは違って範囲も決まってなければ覚えることも多く、すべて専門的。


興味のある内容でもないし、全然集中できない。


どちらかが飽きると共倒れ。笑








< 23 / 36 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop