君と僕の約束
明日は学校があるので私たちは早目に寝た。
村から少し外れた街中の学校は宵妖退治師がお忍びで結構通っているのでお互い辻褄を合わせるのに協力しあっている。
宵妖退治師という職業は表に出てはいけない。
街のみんな宵妖を恐れているが、それを退治してくれる人が居るなんて思ってもいないだろう。
それぞれの村には1人ぐらいは宵妖退治師がいるので村人は大体知っている。
学校で知ってるのは担任と校長ぐらいだ。
だから私たちはあまりみんなにいい顔をされない。
それでも私たちは戦う。
例え嫌われても、人の為に戦う。
そんな私たち宵妖退治師を笑う人もいるかもしれない。