君と僕の約束
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『清元(せいげん)さん。あの2人はまだ知らないんですね。私たちの関係を。』
「すみません。なかなか言い出すタイミングが無く、もう高校2年生になってしまいました。」
『いえ、責めているわけではありません。ただ嫌な予感がするのです。』
「嫌な予感とは?」
『まだはっきりとは分かりませんがお互いが傷つくのは確かでしょう。』
「それと、夏葉の方の還力が予想を上回っております。」
『那都姫様以上になるということですか。それはまずいですね。4人のことこれからも頼みます。』
「了解しました。」
式神はその場から消えた。
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