君と僕の約束
覚悟
「なんだ夏葉か。」
私は何だが寝れなくて、庭に出た。
そこには私と同じく寝れないのか夏凪翔の姿があった。
「何だが寝れなくて。」
「俺も。」
「隣いい?」
「あぁ」
そのまま私たちはしばらく無言だった。
先に口を開いたのは夏凪翔だった。
「俺さ、今までずっと4人一緒だったからさ、誰かがいなくなるとか考がえたこともなくて。」
「うん。」
「誰かと2度と会えなくなるなんて、考えられないんだ。」
夏凪翔の悲痛な想いが凄く伝わってきた。