LOVE物語2
7.2人で
ーside遥香ー
「遥香、さっきの目標にしてる人って尊さん?」
私は図星をつかれて顔が真っ赤になっていた。
自分でも、分かるくらいに顔が熱い。
「やっぱり。遥香分かりやすすぎる。」
「尊には、散々助けられたから。」
「遥香も、尊さんも似てると思うよ。言葉とか最近似てきたよね。」
「え?本当?」
「昨日、尊さんと朝陽さんとトランプしてて思ったんだ。なんか、不思議と尊さんが遥香に思えたんだよね。」
「やっぱり、長年一緒にいると似てくるもんだね。」
あまり、意識した事はなかったけどそう見えるのかな?
「遥香ちゃん!」
「梓先生!」
「受験お疲れ様。自由登校になっちゃったからしばらく会えなくて寂しかったのよ。」
久々の梓さんの温もりに包まれた。
尊と同じような、安心できる温もり。
「梓先生、今日は出勤の日だったんですか?」
「それが、今日でここを辞めるのよ。」
え!?
そしたら、もう梓先生には会えなくなるの!?
「でもね?今度は、遥香ちゃん達が通う大学に派遣されることになったの。」
「え!本当ですか!?」
「奇跡だよね、校長から言われたの。おそらく、尊が遥香ちゃんを心配して異動をお願いしたんだと思うよ。」
「何か。すみません…。」
「なんで遥香ちゃんが謝ってるの?私は、これからも遥香ちゃんや、千尋ちゃん。大翔君と一緒に過ごせること楽しみにしてるんだから。」
「でも…。」
「気にしないで。」
尊が、もし校長にそういうお願いをしたなら申し訳なくなるよ。
いくら私のことを心配して、尊が行動したなら私にも責任がある…。
梓さんの人生は振り回せない。
「梓先生、私校長先生のところに行ってお願いしてきます!」
「遥香?」
「いいの、遥香ちゃん。私もそうしたいの。尊みたいに遥香ちゃんのこと支えたいの。他人じゃないんだから。協力させてよ。」
「梓先生…。」
「遥香、素直に甘えな。梓先生はお姉さんみたいな感じでしょ?」
「うん。梓さん、これからもよろしくお願いします。」
「喜んで。」
梓先生が、大学でも一緒なら安心できる。
尊と梓先生は、いつでも本気でぶつかってきてくれて、温かく見守ってくれる。
「遥香、さっきの目標にしてる人って尊さん?」
私は図星をつかれて顔が真っ赤になっていた。
自分でも、分かるくらいに顔が熱い。
「やっぱり。遥香分かりやすすぎる。」
「尊には、散々助けられたから。」
「遥香も、尊さんも似てると思うよ。言葉とか最近似てきたよね。」
「え?本当?」
「昨日、尊さんと朝陽さんとトランプしてて思ったんだ。なんか、不思議と尊さんが遥香に思えたんだよね。」
「やっぱり、長年一緒にいると似てくるもんだね。」
あまり、意識した事はなかったけどそう見えるのかな?
「遥香ちゃん!」
「梓先生!」
「受験お疲れ様。自由登校になっちゃったからしばらく会えなくて寂しかったのよ。」
久々の梓さんの温もりに包まれた。
尊と同じような、安心できる温もり。
「梓先生、今日は出勤の日だったんですか?」
「それが、今日でここを辞めるのよ。」
え!?
そしたら、もう梓先生には会えなくなるの!?
「でもね?今度は、遥香ちゃん達が通う大学に派遣されることになったの。」
「え!本当ですか!?」
「奇跡だよね、校長から言われたの。おそらく、尊が遥香ちゃんを心配して異動をお願いしたんだと思うよ。」
「何か。すみません…。」
「なんで遥香ちゃんが謝ってるの?私は、これからも遥香ちゃんや、千尋ちゃん。大翔君と一緒に過ごせること楽しみにしてるんだから。」
「でも…。」
「気にしないで。」
尊が、もし校長にそういうお願いをしたなら申し訳なくなるよ。
いくら私のことを心配して、尊が行動したなら私にも責任がある…。
梓さんの人生は振り回せない。
「梓先生、私校長先生のところに行ってお願いしてきます!」
「遥香?」
「いいの、遥香ちゃん。私もそうしたいの。尊みたいに遥香ちゃんのこと支えたいの。他人じゃないんだから。協力させてよ。」
「梓先生…。」
「遥香、素直に甘えな。梓先生はお姉さんみたいな感じでしょ?」
「うん。梓さん、これからもよろしくお願いします。」
「喜んで。」
梓先生が、大学でも一緒なら安心できる。
尊と梓先生は、いつでも本気でぶつかってきてくれて、温かく見守ってくれる。