蓮華亭へようこそ ②
2017年4月15日(土)曇り
こんばんは。
如何お過ごしでしょうか?
蓮条は先ほど、夕食のチヂミを食べた所です。
今回の具はシーフード系にしました。
いつもは野菜がメインなんですけど、
たまにはイカやエビもいいかなぁって。
下の子にはホットケーキミックスとバナナでパンケーキもどきを(笑)
油が使えない(少量ならいいみたいだけど、心配なので)から
フライパンにくっついちゃって、形が……(´;ω;`)ウゥゥ
ダイヤモンド加工のフライパンなのに、何故?
仕方なく、片方焼いて
『くっつかないホイル』に乗せ、トースターでチン。
味見はしてないけど、美味しそうな匂いがして来たからOKでしょ(笑)
皆様のお夕食は何かしら?
さて、今日は皆様にとある作家様のエッセイをご紹介したいと思います。
ベリカでも書籍化されていらっしゃる『玉木ちさと』様。
素敵な作品を紡ぐ作家様ですよね~
以前から玉木様の価値観に共感していた一人なのですが。
そんな玉木様が『できちゃった出産』というエッセイを公開していらっしゃるの。
既に完結されてるんだけど、
それを拝読した時、『分かる~!!』と発狂したほど(笑)
一般的には女性には『母性』があると言われていますが、
それが発動されないタイプの方(玉木様が)で、
その感性で妊娠・出産・子育てを通し綴られた作品。
私は母性が発動されない事について『何故?』とは思わなかったです。
『そうなんだぁ~』と思ったくらいかな。
私には『親』らしい『親』がいません。
実際、幼い頃に母とは生き別れていますし
父は私が高校を卒業するころまで一緒に住んだことがありません。
その当時、父は母とは別の女性と生活してましたから。
しかも、その女性との子供もいて
母はそれが耐えられず、私ら(姉と弟)を祖父母に預け出て行きました。
両親に捨てられたような状態でしたが、
祖父母がいたおかげで、誤った道を歩んだりせずいられました。
だから、親に何かをして貰おうなんて考えたことがありません。
戸籍上は親ですが、親らしきことをして貰った事もなく。
だから、戸籍上の家族と認識してました。
そんな私が結婚し、子供を授かる事にかなりの抵抗があって。
女性なら結婚し、子供を産むのが当たり前!という考え方に賛同できず
一生独身の選択も大いにアリだと思う一人です。
結婚はしても子供は作らないという選択肢もまたアリだと。
個人の問題であって、他者がどうこう言うのはおかしな話ですよね。
子育ても同じ。
色んなタイプの子供がいる訳ですから、
こうするのが当たり前!なんて、おかしな話です。
姑が、『窓くらい開けなさいよ!』って言うんです。
でもね、これっておかしな話なのよ。
上の子の障害について、もう何十回も説明してるのに
その障害の事をすっかり忘れて(多分、理解しようとしてないから忘れるのよ)
ごく一般的な生活が出来てない我が家の事を
あれもこれも口出したくて仕方ない人なの。
うちの子は危険予知が出来ないし、交通ルールが理解出来ないので
家の外に出る時は必ず親が付き添わねばならない。
窓や戸が開いていれば『出てもよい』と認識されている。
自閉の子にとって、空気が読めないのは普通だから
窓や戸が開いていて『今日は出てもいいけど、明日はダメ』は通じない。
開いている=出てもよい
閉まっている=出てはダメ
そう教えているので、勝手に外に行かないように
あえて閉めているのに、それすら理解出来ない人なの
脱走癖があるタイプじゃないし
徘徊癖があるタイプでもないけど
24時間監視するのはどうかと思うし。
中にはありとあらゆる窓や戸に何重にも鍵をかけてるお宅だってある。
それを思えば、うちはまだ楽な方。
そういう環境下でしか生活できないのに。
家族なんだからそれくらい理解して貰いたい。
あっ、ちなみにご近所も同じような人ばかりだし
学校の対応も似たようなもの。
だから、ここから出たいって訳。
話は戻るけど、
人それぞれの価値観があっていいと思うの。
小説だって、ラブコメが好きな人もいれば
切ない系が好きな人だっている。
感性って人それぞれ違うし、
だからこそ、人間なんじゃない。
皆同じ感情だったら、ロボットみたいで変だもん。
すべき事、してはイケナイ事の良識があって
子供の為に必要な支援(扶養)が出来ているなら問題ない。
子供をぎゅっと抱き締めるのが普通であり、すべき事だとすると。
我が家は子供にとって『ダメ』な親に該当する。
だって、自閉(触れたりするのがNG)の子だから
頭を撫でる、ぎゅっと抱き締める、隣に座って絵本を読む……
これらは全て出来ないことだから。
娘が心から喜ぶのは、
図鑑に記載されている名前(漢字が読めない)を読み上げてあげたり
娘が書いた図鑑の絵を当ててあげたりする事くらい
それも、淡々に。
娘はそれで満足するし、それ以外求めてない。
『よく出来たね~』と抱き締めようもんなら、
ギャアアアア~って嫌がって逃げるもの。
それくらい接触されることを嫌うから。
そのお宅そのお宅で
色んな子育てがあって普通だと思う。
どんな形がダメで、どれがいいなんてあるのがおかしい。
そんな感情を改めて考えさせられた作品です。
長くなりましたが、ご興味の方はぜひ。
ページ数も86ページと少なめなので、読みやすいかと。
あっ、子供は産んでなんぼ!
抱き締めてこそ愛情が伝わる!!
とお考えの方はお控え下さい。
きっと、気分を害される可能性大なので。
さてさて、執筆に戻らないと。
今、『世子様の~』第四話を纏めています。
冒頭は世子視点から始まりますからね。
今回は何ページくらいになるかしら?
目標は10ページくらいに纏めたいんですけどね。
そんなこんなで、今宵はこの辺で。
更新の際にはお知らせします。
では、お休みなさいませ。
蓮条 拝