純愛☆カルテット
「そう。」
再び会話が途切れる。
「話し戻して悪いけどさ」
修二が切り出した。
「あの冬生君て子と樋本さんが別れたら磯井さん冬生君にアタックするの?」
「したいところだけど、傷心の彼につけこむってのもねえ」
希和は砂肝を噛んだ。
失恋し、相手に励まされてるうちにその人に惹かれ始め付き合い始める。
なんとなくありそうな話だ。
紅子のことだからもし今他の誰かからアプローチを受けたらほいほいノってしまうだろう。
そして彼らは破局に向かい、希和は冬生を励ましやがて二人は…
希和はそこまで妄想しバカらしさに修二の前にも関わらず苦笑いした。
後半はまだしも前半はあり得るかもしれない。
予備校の頃だって、二人と同時に関係をもって、クリスマスソングが流れ始めるころにどちらとも破局を迎えた。
『なんで同時に二人好きになっちゃうんだろう、ほんとこういうのやめたいのに』
再び会話が途切れる。
「話し戻して悪いけどさ」
修二が切り出した。
「あの冬生君て子と樋本さんが別れたら磯井さん冬生君にアタックするの?」
「したいところだけど、傷心の彼につけこむってのもねえ」
希和は砂肝を噛んだ。
失恋し、相手に励まされてるうちにその人に惹かれ始め付き合い始める。
なんとなくありそうな話だ。
紅子のことだからもし今他の誰かからアプローチを受けたらほいほいノってしまうだろう。
そして彼らは破局に向かい、希和は冬生を励ましやがて二人は…
希和はそこまで妄想しバカらしさに修二の前にも関わらず苦笑いした。
後半はまだしも前半はあり得るかもしれない。
予備校の頃だって、二人と同時に関係をもって、クリスマスソングが流れ始めるころにどちらとも破局を迎えた。
『なんで同時に二人好きになっちゃうんだろう、ほんとこういうのやめたいのに』