決して叶わない、君に会えない。
私はできる限り、TAKIの目の前に行きたく
て、失礼を承知で人波をかき分けて、ス
テージ左寄りの方に立つことにした。
カナミとは少しの間サヨナラだ。
なぜか突然、目の前にTAKIが現れた。
「キャーーーーー!!!」
黄色い声が響く。
「え、あれ?早かった?あり?ごめん!」
見た目はチャラくて、イケイケな感じなの
に天然なことするからギャップに萌える
「TAKI〜♡」
大声で叫んでみる
でもなかなかこっちを見てはくれない